2002年11月15日(金) 岡山プロモーション
A.B.C.山陽ツアー2002を前に、牛嶋の番組である『VERY VERY VEGETABLE』(毎週金曜日11:30から2:55)に、清水仁さん、松尾一彦さん、大間ジローさんが生出演。時間がいくらあっても足りないと思い12時台はA.B.C.スペシャルとして放送。
番組の構成としては、まずメンバー1人1人をゆっくり紹介。そして、オフコース時代の思い出の曲を1曲づつリクエストを頂き、あとはA.B.C.結成のいきさつやライヴ告知・・・という感じで進めようと考えていた。そんな中で隠し玉がひとつ。それは牛嶋が中学時代にコピーしたオフコースの曲をON AIRする事であった。
しかし、小心者?の牛嶋は『3人を前にして流すのは恥ずかしいなぁ~』『自分の歌を公共の電波で流していいのかなぁ~』と悩んでしまった。しかし、結局はON AIRする事を決めたのだった。そこには、『これほどまでに愛したオフコースのメンバーが来るんだぞ。この機会を逃してしまってどうする?』という自分への問いかけが何度もなされた末の結論だった。
さて、11時20分に岡山空港着の飛行機で到着したメンバーはスタジオに12時までに到着せず。12時は過ぎるだろうと予想はしていたので冷静?に対処。オフコースの曲を次々と流して、到着次第番組に出て頂こうと思ったのだ。そんな中、1曲目の『Yes-No』が流れている時に『到着!』の報告が・・・。『やった!早く着いた!』と思いながら、2曲目である『愛の中へ』へ。
そんな中、3人は12時10分頃に無事到着し、すぐスタジオに入って頂いた。大間さんとはこれまで2度お会いしているが、仁さん、松尾さんとは初対面。表面上は冷静さを保ちながらも、『あぁ、仁さん、松尾さんだぁ~。3人揃っているよぉ~』と、心は大喜びだった。スタジオには、向かって左から、仁さん、松尾さん、大間さんの順で座って頂き、簡単な流れの説明をした。しかし、そこでトラブルが・・・。
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FM岡山第1スタジオ 牛嶋はいつもこのピンクの 椅子に座って放送している。 |
牛嶋は、しゃべるだけにとどまらず、ミキサーも兼任しているが、生放送を行ったFM岡山の第1スタジオには牛嶋のマイク以外に常設のマイクは2本しかなかったのだ。ゲストは3人なので、1本別回線からひいたが、その別回線のカフ(マイクのON、OFFを切り替えるモノ)は、牛嶋がボタンで操作しなければならなかった。そんな事もあって、カフ操作を忘れてはならないと、まだ打ち合わせ中に、無意識にカフボタンを入れてしまったのだ。
当然、ON AIRにのってしまう訳で、別回線マイク前の大間さんの声が早々と流れるトラブルが・・・。『牛嶋さ~ん、曲の後ろに声がのってますよ』と慌ててスタジオにかけこんだ編成H女史の声に慌ててカフボタンをOFFに。『あーっ、せっかくの機会に・・・』と思ったが、生放送にトラブルはつきもの。開き直って進めていくことにした。
いよいよ、ゲストコーナー開始!仁さん、松尾さん、大間さんと1人づつ紹介。まずはBGMに『逢いたい』をかけながら、仁さんを紹介。『仁さんは、高校に進んだきっかけは女の子の存在だったとか?』『なんと!高校で教科書を買わなかった?』などプライベートな質問。続いて松尾さんには、セリフのある名曲『君を待つ渚』をBGMに『LIVEのアルバムにはセリフがしっかり入っているのに、その後のLIVEではなぜ、”寂しいなぁ~愛してる”とセリフが短くなってしまったんですか?』などを質問。3人目は大間さんで、やはりドラマーなのでLIVEアルバムで使われているドラムソロ部分をBGにして話を聞いた。いきなり『ご無沙汰してます。元気ですか?最近のシャレは?』といきなり大間さんには白いシャレを要求してしまった。突然の事で迷惑をかけてしまったが『電信柱見て、各々方、電柱でござるぞ!』というシャレが飛び出して大爆笑。トラブルはあったが、こんな感じでトークはスタートした。なお、これらの詳しいやり取りは、こちらをご覧下さい。
それぞれの人となりを紹介した後は、オフコ-ス時代の思い出の曲を1曲づつ選んで頂いた。仁さんは『秋の気配』をリクエスト。なんでもオフコースに参加して初めてレコーディ ングした曲だったとか。松尾さんには、大間さんと2人で初めて頭付き合わせて詩を作った曲『せつなくて』をリクエストして頂いた。大間さんの思い出の曲は『きかせて』だった。この曲は仁さんのベースとドラムのコンビネー ションが最高だったとの事で、そんな3人の話を聞いて、もう1回噛み締めながら聞いてみようと思ったのは言うまでもない。でも、貴重な裏話だった。
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牛嶋用マイク(左)1本と、 ゲスト用マイク(右)2本。 これに加え、1本引いたのだった。 |
番組はとても良い雰囲気で進行。ゆっくり話をしたので時間がかなり押してしまっていた。そんな中『流しちゃっていいっすよね~』などと3人に同意?を得た上で隠し玉である牛嶋の秘蔵テープ『愛をとめないで』をON AIR。この曲は、中学の同級生で、現在は山形県米沢市で中学校の教師をしている佐々木健一君と2人でコピーしたものだったが、じっと聞き入る3人が何をコメントするのかドキドキだった。
ワンコーラス聞いてもらって、『どうですか?』と恐る恐る聞くと『小田さんの声にそっくり!』という予想外の反応が・・・。もう、嬉しくて嬉しくてこの時ばかりはDJという仕事を忘れて、1人のファンに戻っていた。『やったぞー!』と一緒にコピーした友達の顔が浮かんだのは言うまでもない。ちなみにサポートメンバーでメンバーとともに岡山入りした城間さんから後日『あれは(オフコースの)レコーディング前のボツテイクかと思いました』と言われた。山陽ツアー発起人のちっこいまりさんからも、『あまりにも似ていたので、びっくりしてしまった』と言われ嬉しかったなぁ~。
そして中継のコーナーでは、倉敷ライヴへ1人でも多くの人に来て欲しいという願いを込めて倉敷のCOOKIE JARからお届けした。レポーターは、FM岡山の岡本亜実ちゃん。そして、COOKIE JARの仁科さん、平松さんにご登場頂いて、会場の広さ、雰囲気などを紹介。大間さんから仁科さんへの呼びかけもあり、『仁科さ~ん、ちょっとドラム置けませんが、COOKIE JARでしかやらないライヴをやりますから・・・』と高らかに宣言。ライヴへの期待感が一層膨らんだ感じだった。では、会社に帰ってきた岡本亜実ちゃんに、どんなレポートをしたのか簡単に文章で書いてもらいました。下記をどうぞ。
(岡本亜実のレポート)
岡本です。今日は、倉敷まで足をのばしました!!ここは、老松町は『LIVE&CAFE COOKIE JAR』です。この日曜日に、元オフコースの3人で結成されているA.B.C.のライブが行われます。営業前だと言うのに快く取材にお答え頂きました。仁科さんと平松さんです。ここは、ライブハウスには珍しい、吹き抜けの広い空間。2階まであります。木の階段を登りフロアーも木です。2階は、上からライブを楽しむんですが一般の方ではなく、バンド関係の方が多く利用されているそうです。前からでは見ることの出来ない、手さばきを盗むんですって!そして夜のバーは何やら大人の雰囲気漂う、ステキな空間でドリンクのメニューも無数に!気さくな仁科さんと平松さん・・・是非そんな2人にも会いに・・・日曜日はA.B.C.ライブへ行こう!
岡本亜実ちゃんです |
以上、岡本亜実ちゃんでした。さて、3人には番組の最後までスタジオにいて頂いたが、時間が押しに押して1時間だけでも足りないくらいだった。普通ゲストを迎えても20分がいいとこだが、牛嶋はやるなら徹底してやるタイプ。そんな中、『そういう風に自分の目線でやるのがウッシーらしいところだよ』と励まされた。でも、結果的にオフコースを知らない人にも楽しんで頂けたと思う。
生放送終了後。牛嶋が緊張してるぜ |
生放送終了後、大間さんに『一緒に昼飯食える?』と言われたので、迷わず『行きます』と返答。『どこに行こう?』という話になったので『このビルの6Fにあるカレー、美味いですよ』と提案。それに対して、『よし!カレーにしよう』と、あっさり決定。目の前の席に、大間さん、松尾さんが座り、”神様”を前に放送とは違った意味で緊張!緊張!その後、メンバーは山陽放送でのプロモーションへと移動。あぁ、付いて行きたかったなぁ~。しかし、仕事が・・・。
夜は食事会が設けられ、店を予約した牛嶋も誘われたが、20時から生放送があり参加を断念。そんな中、番組中に今回A.B.C.を招聘したちっこいまりさんから激励メールとこんなメッセージが・・・『今、MO:GLAで牛嶋さんに何を歌ってもらおうか3人が相談してますよ。どうやら”眠れぬ夜”になりそうです』だって。前々から大間さんに『うちには、オフコースを弾かせたら日本一のベース、ギター、ドラムがいるから歌っていいよ。歌う?』と言われていたが、まさに夢のような話だ。
番組終了後、ちっこいまりさんから連絡があり、『みんな解散しちゃったけど、大間さんがラーメンでも食べませんか?と言ってますよ』と誘ってくれたが、明日は西蔵でのライヴがあり、また、今日は疲れているだろうとの判断から丁重にお断りしたのあった。とっても残念だったが、大間さんの心遣いに感動。神様が仏様に見えた瞬間だった?
2002年11月16日(土) レストラン西蔵でライヴ
山陽ツアーの初日は、勝山町のレストラン西蔵でのライヴ。残念ながら牛嶋は仕事のため参加出来ず。本番前に今回A.B.C.を招聘した、ちっこいまりさんから、『動員は順調!』の報告を受けた。その後、トラブル発生により2部構成で行われる話も。大間さんからも『頑張ります』とメールがあり、余計に行きたくなってしまった。詳しくは、ちっこいまりさんのレポートをご覧下さい。
勝山町を散策 | さすらいのドラマー? |
西蔵はこんな感じでした | 見に行きたかったなぁ |
牛嶋は1ケ月前に取材で訪れた勝山町。年に1回、だんじりを激しくぶつけあう勝山祭りが行われのですが、勝山の街が最も熱く燃える祭りだそうです。その他、上の写真は町並み保存地区ですが、寅さんの映画最終作のロケ地としてもお馴染みです。ちなみに西蔵のすぐ前に碑があります。そうそう、勝山町には神庭の滝という滝があります。断崖絶壁を落下する滝の豪快さは西日本一の規模を誇り、日本百景、日本の滝百選、国指定名勝地にも指定されています。今度いらしゃった時は案内したいなぁ~。
神庭の滝です | 打ち上げの様子 | 右が西蔵の辻社長 |
2002年11月17日(日) COOKIE JARでライヴ
A.B.C.山陽ツアー2002の2日目は倉敷市のCOOKIE JARで行われた。ここは、あまり広い会場とはいえないが、一戸建で中は吹き抜けになっている、とても雰囲気のある素敵なライヴハウスである。1階はアーティストと至近距離。2階もステージを真上から見る角度で2階で見るのを愛するファンもいるらしい。ちなみに牛嶋も1度ライヴを見に訪れた事があるが、2Fでビールをこぼして隣の人のズボンを汚してしまった思い出の場所?である。わはは。
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2階から写したモノです。 (レポーター岡本亜実撮影) |
この日、牛嶋も何かお手伝いしたい!と自ら名乗り出て参加したので、メンバーと同じ時間に会場入りした。来る途中に大間さんから『今日の打ち上げはお好み焼きにしよう』と携帯に電話があった。急遽、遅くまでやっているお好み焼き屋を探す事になったが、そこは地元に住んでいる立場、また、カッコいい所も見せたいと、さっそく牛嶋の行きつけのもんじゃ焼き屋のオーナーに電話し『お好み焼きってあったっけ?』の問合せ。
お好み焼きもあるとの回答だったが、この店のメインはあくまでももんじゃ焼き。そこで大間さんに相談したら『いいよ。よし、そこにしよう。遅くまでやってる店もないもんね~』とふたつ返事。再度電話を再度入れ予約し『もしかしたら、着く時間はラストオーダーの頃かも?』という旨をオーナーに伝えた。しかし、さすがにそこは常連!『全然、構わないよ。閉店してからも時間大丈夫だよ。待ってるね』と言ってくれた。という事で今日の打ち上げはもんじゃ焼き&お好み焼きに決定!
A.B.C.の会場入り時間は午後1時。昨日の宿泊先である津山から高速道路で倉敷入りした。さっそく楽器搬入のお手伝いをしたが、その様子を見た仁さんから『あれ、ウッシーくん、悪いね』と笑顔で声をかけてもらった。愛称で呼んでくれるなんて・・・すんげー嬉しかった。楽器搬入後、メンバーは会場近くのステーキハウス・フォルクスへ。
『朝から何も食べてない』というメンバーもいて大食漢の土屋さんはフィレステーキをたいらげ、また、デザートも・・・。土屋さんの隣でちゃっかりデザートを頼んでいたちっこいまりさんの姿もありました。わははは。そうそう、仁さんも食事の前に甘いモノを注文してたっけ。牛嶋は、仁さん、松尾さん、大間さんと同じテーブルで、またまた緊張!キンチョー!日本の夏!。仕事だとしゃべるのにこんな状態だとさすがに無口になってしまうが、大間さんから『ウッシー、俺たちだけしかわかんない話してごめんね』と言われ、仁さんからも『俺らがいたら気をつかうよなぁ~』なんて声をかけられ、さらに感激。もう、この気遣いはたまらんなぁ~。
フォルクスを後にしてから、大間さんが1人コンビニへ。楽器のセッティングで食事に一緒に来られなかったスタッフへ食事を買い求めに行ったのであった。その後、大間さんは会場に戻るなり、『コーラ買ってきたよコーラ!』とスタッフの方に何度も呼びかけていたが、そんな風景を見て、大間さんの『いつも怒っている飲み物はなんだい?コーラ!』という白いシャレを思い出してしまった。
右がCOOKIE JARの 仁科さん |
その後、サウンドチェックとリハ。牛嶋はただ見てるだけだったが『オフコースの時もこんな感じでやってたんだなぁ~』と思って感激して見てた。既に会場入りしていたCOOKIE JARの平松さんに続いて仁科さんもこの頃に登場。仁科さんの事は何度か目にして、その存在は知っていたが、この日、はじめて名刺交換。実は仁科さん、昔、FM岡山の番組(VV-AMUSEMENT BOX)にレギュラー出演していたのである。
リハ風景 真ん中の大間さんが 座っているのがカホン |
2階から撮ってみました まさに真上から 見下ろすって感じ |
リハ終了後、岡山市に移動し、ホテルに一旦、チェックイン。牛嶋はドライバーとして、ちっこいまりさん運転の車に続いて2号車で出動。車が渋滞して1時間位かかったが、松尾さんは『風呂に入りたい』と時間がない中でもサッとシャワーを浴びたらしい。土屋さんも髪が濡れてたなぁ~。やはり、すっきりして本番に臨みたいのだろう。そして、再び倉敷へ。今度は比較的スムーズな道路であったが、開演の20分前に到着。ふぅ~っ。
会場はたくさんのファンでいっぱい。2階の方が見やすいと1階から2階に移動する人の姿も見られた。とにかく至近距離は嬉しい。まるで自分のために歌ってくれてる・・・そう思える会場だ。3人もこんな空間でライヴをやったのは初めてらしい。
2階もいいぞぉ~ プレイさばきを見るのには まさに格好の場所だ |
でも、牛嶋は某アーティストの ライヴでビールをこぼしてしまった 因縁の場所なんです |
20時ライヴ開始。ステージの狭さから大間さんはパーカッションと秘密兵器カホンが中心。カホンってなんだろうなぁ~と思っていたが、これがすんげー良い音。しかもカホンを椅子がわりにして、座りながら手を使って叩くというモノなのだ。セッティングした時には『大間さんだけ椅子が違うんだ~』と思っていたが、あれがカホンとはびっくり。今回はドラムが置けなかったが、じっくりと完全アコースティックで聞かせてくれた。まさにCOOKIE JARでしかやらないライヴだったと言えるのでは?
3人はこんな感じで並びました | 酒を飲みながら・・・いいっすね |
ライヴ終了後、岡山市へ移動。打ち上げである。今日早くに予約した『3丁目もんじゃ 太陽の時代』が会場となったが、到着してすぐに食べられるようにと、オーナーさんがお好み焼きを焼いていてくれた。さすが!その後、もんじゃも運び込まれ、出てはなくなり、出てはなくなりのペースでみんなの胃袋へ。松尾さんは『コーラおかわり!』とコーラを何杯も注文してたなぁ~。
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,店の看板です | 店へのアクセスはこうです |
その後、店のオーナーさんも、もんじゃ作りの際に会話に参加。しかし、そこで驚くべき発言が・・・。
(オーナー)『小田さんには最近会ってます?』
(大間)『・・・会うって言っても今は一緒にやってませんから・・・』
(オーナー)『あれ?東京ラブストーリー(ラブストーリーは突然に)は?』
(大間)『あれはソロです』
(オーナー)『えっ、そうだったんですか?』
(大間)『だって、13年前に解散してますよ』
(オーナー)『えっ?!それは知らなかったです。すみません。』
こんなやりとりを聞いて、牛嶋は絶句してしまった。
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WANTED! オフコースはまだ存在していると 思っていたオ-ナーのタミーさん。 あなたは幸せだ。 |
言い訳をするようだが、実はこのオーナー、ちょうどオフコースが解散する頃から6年間アメリカに住んでいて、その間の日本文化については空白になっているらしい。なお、後日、オーナーに会った時に、『俺、本当に知らなかったんだよ。悪い事言ったよなぁ~』と申し訳なさそうに言っていた。
打ち上げも後半といったところで、急にオフコースサウンドが・・・。有線の音をあえて消し、気をきかしてレンタル屋さんに走って借りてきた曲をかけていると思いきや、なんと!この店の店員さん(下記写真)がオフコースのCDを車に積んでいて、よく聞いているとの事だった。でも、1曲1曲流れる度に『この曲をレコーディングしていた頃は○◎だったよなぁ~』という思い出の会話が炸裂。なんか凄い裏話を聞いているぞ!と思ったが、この話は自分だけで受け止めておこうっと。わははは。特権じゃぁ~。なお、彼の車にオフコースのCDが積まれていたなんて、なんて良いタイミングなのだろう。
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愛称”テンチョウ”の 佐藤祐一くん 彼の車にはオフコースのCDが |
深夜に及ぶ打ち上げも終了。ホテルに送り届けてから解散。牛嶋も帰宅したが、なんと!明日はゲストとしてステージに参加する事になってしまった。うっひょょー!また、生歌もあるとの事。あぁ、どうしようか・・・。
2002年11月18日(月) MO:GLAでライヴ
A.B.C.の山陽ツアーも今日のMO:GLAが最終日。寂しいなぁ~と思う反面、そんな事を考えている場合じゃなかった。そう、この日のライヴにゲスト出演するからである。その内容とは・・・まず、ライヴ前半でビートルズの詩を朗読する事。これはビートルズの数ある曲の中から『Don't Let Me Down』を大間さんが選んでくれた。
実は11月上旬に大間さんと秋田でお会いした時にこの件は聞いていたので心の準備はすでに出来ていた。むしろ、職業柄これは光栄な事と言えるだろう。あとは頑張るのみだ。以来、『Don't Let Me Down』を聞きまくったが、昨日から今日にかけては、大間さんに『ビートルズ詩集(片岡義男訳)』を借りて改めて紙におこす作業を行った。これはステージで使用するためのモノだが、心配性の牛嶋、なんらかのトラブルで紛失してしまわないように5枚もコピーして持ち込んだ。そして何よりも朗読の練習である。本番でトチらないように・・・それだけを願って頑張った。
さて、ゲスト出演はそれだけにとどまらず、急遽、歌が加わった。なにしろカラオケではない、また大勢の人の前で、しかも、あのずっと憧れていた人をバックに歌うなんて・・・。今から思えばすごいプレッシャーだった。これはただひたすら、練習するのみである。曲は『眠れぬ夜』に正式決定。CDを何回もかけて小田さんの声と一緒に練習した。
そんな中、せっかくの機会を記録に残したい。また、放送する手はないと思い、録音機を持ってこの日の模様を取材。後日、『VERY VERY VEGETABLE』の中で、『牛嶋俊明A.B.C.ライヴゲスト出演完全ドキュメント』として放送する事にした。一応、『こんな感じで番組を進めよう・・・』と構成を考えたが、あとは当日の様子を見て考える事にした。しかも新鮮さを売りにしたかったので4日後の金曜日に放送という強行スケジュール。出来るかなぁ~と不安もありあがら、それを逆にファイトに気持ちを切り替えた。
会社で練習中のひとコマ 余裕?のピース なお、自分で撮影しました。 |
昨日、大間さんに『明日は何時に入ればいいですか?』と聞いたら、『俺は午後1時に入るけど、ウッシーは3時でいいよ』と言われた。しかし、気持ちに余裕がなく午後1時過ぎには早くも会場入り。それもそうだがメンバー全てが1時に入ると思い、会場入りしたすぐの瞬間の声を録ろうと思ったからである。
しかし、会場入りしたのは音響関係のスタッフと大間さんのみ。『あれっ?仁さんと松尾さんはどうしたんですか?』と聞いたら、『ホテルでゆっくり休んでる』との事。でも、そこは”A.B.C.のシャチョー”である大間さん。さすがだ。そういえば、牛嶋は何度もライヴイベントを企画制作し、数多くのアーティストを呼んだが、最初に会場入りするのはいつもドラマーだった。やはり、まずセッティングに時間がかかるというのもあるだろうが、最初にリズムや音を作らなきゃという思いからなのか?大間さんもオフコース時代からそうだったのかな?
大間さんは早くも会場入り (中央) |
MO:GLAのカウンターです |
仁さん、松尾さんがいつ来てもいいように録音機とマイク、ヘッドホンを結んで準備。そして、先日取材でお世話になったMO:GLAの世史記さんに挨拶し、放送したテープを手渡した。ちなみに世史記さん、朝の早い番組だったので、自分の出た番組は聞けなかったとの事。テープでゆっくり聞いて下さいね~。さて、他のメンバーは3時頃入るとの事で、時間に余裕が出来た。その間に再度構成練り。そんな中、世史記さんが『今日はコーヒー飲み放題ですから』とコーヒーを入れてくれた。ありがたい。
その後、3時過ぎにメンバーがようやく会場入り。会場入りしたすぐの声が欲しいと思い、まず会場の外に出て『今日はMO:GLAに来ています。なんと牛嶋がゲスト出演・・・』といった番組冒頭で使うコメントの録音。その後、会場に入る風景の収録。『このMO:GLAはモグラというだけあって地下にありまして・・・入ってみましょう・・・よろしくです・・・あっ、3人が会場入りしたました』とつなげて3人の会場入りすぐのインタビューを収録した。
『僕、本当に歌っていいんでしょうか?』の問いに仁さんは『何をおっしゃりますやら・・・俺の方が演奏ちゃんと出来るか心配ですよ』との答え。松尾さんからは『1番ウケたりしてね。そんな感じするんだよね』との事。サポートの土屋さん、城間さんからも『大丈夫ですよ』と言われ、気持ちよく臨めた。
メンバーは会場入りするなりサウンドチェック開始。その間に大間さんが机に向かっている姿を発見した。近づいて見ると今日の曲順を手書きで作成していた。マイクを持ちながら近づき、『大間さん、これ、手書きなんですね~』『そうっすよ~昔からの仕事でね』『えっ?もしかしてオフコース時代も大間さんも曲順決めてたんですか?』『そうっすよ~でも、小田さん違うって言ったりしてね。わははは』と、やりとり。オフコースファンにとってはたまらない裏話であった。
リハの様子 牛嶋は手前で時を待つ |
仁さんがドラム? リハならではでした。 |
サウンドチェック、リハと進み、当然、牛嶋も参加。流れに沿って行っていたので、数曲演奏ののち、まずは朗読の部分から参加。少しトークをした後に朗読、そして、『Don't Let Me Down』の演奏に続くという流れだ。まだお客さんがいないという事で気楽な感じで出来たが、大間さんから『速いから、もっとゆっくりやろうね。それから、”がっかりさせないでくれ”が4回続くところは2回にしよう。そして、最後の”がっかりさせないでくれ”は、”がっかりさせないでほしい”にしよう』とアドバイスを頂いた。なるほど!途中大間さんに『ウッシー、今日は目が輝いている。なんか今日は可愛い』と言われたが、緊張していたのだろう。
リハでは大間さんにうまく リードして頂きました。 |
仁さんも、 こんな近くにいるなんて |
演奏が次々と進み、次は歌のリハである。牛嶋はアンコールで登場予定だが、アンコール最初の曲だった。仁さんが呼び込んで、大間さんがドラムに移動するまで座っていた位置に座り、少しトーク。そして演奏開始という流れだった。そんな中、大間さんが『よしっ、”愛の中へ”いこう!』と言って、あの『愛の中へ』のイントロをドットドット・・・と叩き始めた。もう、その音を聞いて鳥肌が立ってしまった。よく聞いていたあの曲の生ドラムだぁ~と思わず叫びそうになった。
そしてその後、『眠れぬ夜』がスタート。『あぁ、あのイントロだ・・・』そう思いながら、第一声だ~。『たとえ君が目の前に~んんん?』。実はステージに上がって初めて分かったのだが、目の前のモニターから音が全然聞こえず、歌いにくい歌いにくい。自分がどんな声を出しているのかさえ分からなかった。そこで、音をもらうようにお願いした。その姿を見て仁さんが『分かるやろ?俺らがあれくれ、これくれ言うのが・・・』と言ってくれたが、凄く納得してしまった。
さて、肝心の歌の方は最悪!高い声も出ずに、『自分の世界で歌うのと、人に聞いてもらうための歌は全然違うんだ』と思った。いやいや、それよりも期待を裏切るリハで『ウッシー、やっぱりやめようか?』と言われるのでは?と思ったくらいだ。しかし、『バッチリですよ』(城間さん)『歌についていくのが我々の役目ですから』(土屋さん)と、みんな優しかったなぁ~。その声を胸に本番まで出来る限り練習しようと思った。
牛嶋、熱唱! 演奏しているのはあの3人だ! |
ホント、大丈夫なのかなぁ~と 不安の表情 |
その後、どのくらいお客さんが並んでいるのか入り口をチェック。そして、並んでいる人に2~3質問した後に『さっき、リハーサルの音が聞こえたんですが、今日、オフコースやるんですね?』と聞かれてしまった。すかさず『誰が歌ってると思いました?』と聞いたら、『松尾さんですよね?』との回答。それを聞いて『申し訳ないっす』と心で謝った。とほほほ。
ライヴが始まるまでは、ずっと控え室で取材。仁さん、松尾さんはゆっくり時を待っていたが、大間さんはバタバタ状態。歯を磨き、会場でCDを買ってくれた方に対してプレゼントするサイン色紙にペンを走らせていた。声を拾うのは申し訳ないと思い、仁さんたちと談笑。オフコースのリハの思い出話などを聞いた。
ツアーが始まる前はしっかり練習するが、ツアーが一旦始まれば当日はサウンドチェックと簡単なリハをするぐらいだったという。う~ん、牛嶋もオフコースのライヴを見た事があるが、会場の日本武道館に早めに行って、わずかに漏れてくるリハの音を聞いて興奮してたっけ。あれから10年ちょっと・・・。こんなカタチで3人に接しているとは。
定刻の20時ちょうどにスタッフの谷藤さんが『時間です』と大間さんたちに告げにきた。いよいよライヴ開始である。そして、今回の取材の絶好の場面がやってきた。ライヴ前に手を合わせて『いくぞーっ!』などと声をかけるアレである。仁さん、松尾さん、大間さん、サポートの土屋さん、城間さんの5人で手を合わせた。大間さんが『よし、最終日。頑張ろうな。また、来られるように頑張ろう』すると、少し沈黙があって仁さんが『まりちゃんのために・・・』と一言。そして、『オーッ!』という掛け声の後、ステージへと向かった。
牛嶋はただ、『頑張って下さい』というのみだった。それにしても『まりちゃんのために・・・』という言葉には嬉しくて涙が出そうになった。まりちゃんとは、今回の発起人のちっこいまりさんである。まりちゃんのために・・・ある意味、僕も同じ気持ちだった。
まりちゃんと仁さん | まりちゃんと松尾さん |
まりちゃんと大間さん | まりちゃんと牛嶋 |
ライヴは最初から、会場と一体化した状態で始まった。なんて雰囲気がいいんだろう。牛嶋も数多くのライヴを見てきたが、こんなになごやかなのは初めてかも。曲は進み、あっという間にゲストコーナーに。牛嶋も直前まで”がっかりさせないでくれ・・・がっかりさせないでくれ・・・”と練習。あとはマイペースでやるのみだ。前の曲『Fool On The Hill』が終わり、牛嶋はソデに。大間さんからの呼びかけを待った。
大間さんは、A.B.C.結成のいきさつから話をしていた。お馴染みの『昔取った篠塚・・・』は凄くウケていた(笑)。そして、今回の岡山ライヴが実現した事を続けて話し、発起人のちっこいまりさんに対して、『まりちゃん、ありがとう』の言葉が・・・。実に感動的だった。にくいなぁ~、大間さん。その後に『素敵な男性と出会いまして・・・』と牛嶋の話を切り出してくれた。同じ秋田出身、初めて会った気がしなかった・・・という話の後に呼び込み。
『どうもこんばんは。牛嶋です・・・』とステージ中央へ。しかし、この時にトラブルが発生していたようで、仁さんは機器の調整に。大間さん、松尾さんとトークをした。オフコースの大ファンであった話、お互いの初めて会った時の印象なども話したが、松尾さんからは『伊丹幸男に似てる!』という発言が・・・。大間さんが『福山って言って・・・』とフォローしたが、やっぱり伊丹幸男に似てるんだ~と思った。伊丹幸男は、牛嶋はリアルタイムで知らず、売れなくなったアイドルで、あの人は今的な印象しかなく、ちょっとショックかな?でも、仕方ない。仁さんからは『この間インタビューされた時に、俺らはしゃべりが下手なのに、テンポがあって凄くしゃべりやすかった』とお褒めの言葉が・・・。嬉しかった。
大間さんとのトーク | 3人に囲まれて・・・ |
そして、いよいよ『Don't Let Me Down』の朗読がスタート。キーボードの土屋さんの演奏にあわせて『がっかりさせないでくれ・・・がっかりさせないでくれ・・・』と淡々とやった。抑揚や感情をもっと出した方がいいのでは?と思ったが、そうするとくさくなってしまうのではないかと思い、止めた。大間さんもその方がいいと言ってくれた。冷静に、冷静に・・・と自分に話しかけ、朗読は最後まですんなり終えることが出来た。
終えると同時に『Don't Let Me Down』の演奏がスタート。大間さんが自分の持っていたマイクを渡してくれて、ステージ上でみんなと一緒に歌わせてもらった。感激である。曲終了後、『FM岡山のDJ、牛嶋俊明さんでしたぁ~』と紹介されてステージを後にした。『あぁ、とにかく無事に終わった。後はアンコールの歌だけだ!』と気持ちを新たにした。そんな中、ちっこいまりさんが控え室に来て『良かったですよ』と言ってくれた。まずはホッと一安心だな。
その後、客席に移動してライヴをしばらく鑑賞。すると次のゲストがステージに呼ばれた。山陽放送のアナウンサー、国司憲一郎さんである。先日『国司憲一郎の元気一番!』にA.B.C.の3人が出演したが、国司さんもオフコースの大ファンであったとの事。なお、国司さんは牛嶋と同期の榎崎朱子アナと一緒にラジオ番組をやっているらしい。
国司さんはお土産持参だった | ライヴ終了後にパシャリ |
牛嶋は客席と控え室を何度も行き来して『眠れぬ夜』を練習。歌詞は見るまでもなく、しっかりと覚えているが、本番を前に歌詞が飛んでしまうトラブルが・・・。相当、緊張していたようだ。忘れないように噛み締めるように練習した。ライヴは進み、あっという間にアンコールへ。控え室で出迎え、さらに『よろしくお願いします』と挨拶。『仁さん、ウッシー呼んで下さいね』と大間さん。そう、大間さんはドラムを叩いていて、そこにはマイクがないのである。
アンコール1曲目に登場予定が急遽、2曲目に変更。これもライヴならでだ。最初の曲が終わると仁さんに『ここでもう1度、ウッシーさんを呼びましょう』との言葉が・・・。これに対してお客さんはどう思った事だろう。その後、仁さんから『この間番組に出させてもらった時に、ウッシーの若い頃にコピーしたオフコースの曲を聴いたら小田さんそっくりだった。それで1曲やろうという事になって・・・』と説明。でも、自分の歌を聞いてもらうなんて恐れ多いので『みなさんも一緒に歌いましょう』と呼びかけた。
ワン・ツー・スリー・フォー・・・と大間さんのスティックの音。そして『眠れぬ夜』がスタートした。おおっ、確かにあの『眠れぬ夜』である。しかも、オフコースを弾かせたら日本一のベース仁さん、ギター松尾さん、ドラム大間さんを従えてだ。うまく歌えるようにというよりは、3人の演奏に身体ごと入ろう!という気持ちばかりだった。うまく歌えたという実感はないが、歌詞も飛ぶことなくしっかり歌えた。終了後、大間さんとハイタッチ。仁さん、松尾さん、土屋さん、城間さんとも握手をしてステージを後にした。
まずは仁さんに呼ばれて 軽いトーク |
今、思えばA.B.C.のTシャツを 着て 出れば良かった |
顔の表情は覗いしれないが・・・ | 凄い顔をして歌っていた |
ライヴは無事終了。牛嶋は控え室でみなさんを迎えたが、良いライヴだったと顔ににじみ出ていて、みんな満足そうだった。大間さんから『ウッシー、やったね。感動的だったね』と声をかけられ、とても嬉しかった。仁さんは、『今日は大間先生とのコンビネーションが良かった。とにかく、お客さんがあったかくてね・・・』と実感がこもっていた。松尾さんは『眠れぬ夜・・・この曲はしっかり覚えてた』と言っていたが、3人とも解散コンサート以来の演奏だそうだ。
正直言って、3人がA.B.C.を結成したのを聞いた時、オフコース時代の曲もライヴで1~2曲はやっているもんだと思っていた。だから、会場のお客さんも『オフコースやって~』とせがむ気持ちも分かる。はっきり言って僕も聞いてみたい。しかし、オフコースを軽々しくやってしまったらA.B.C.がA.B.C.でなくなってしまうという事が今回のライヴを通して分かった。そんな中で今回このような機会を作ってもらったのは恐縮で仕方がなかった。ただただ感謝である。
ライヴ終了後は撤収作業。もちろん、仁さん、松尾さん、大間さんも率先して取り組んでいた。牛嶋も、ちっこいまりさんとともにギタースタンドなどの片付け。そして、そのままMO:GLAで打ち上げへと進んだ。テーブルには料理が続々と運ばれていた。そんな中、牛嶋は録音機を手に最後にどうしても収録しておくべき瞬間を狙っていた。『ウッシー、もう仕事やめようよ』と大間さんに言われても『いやいや、すぐ終わりますんで・・・』と答えた。
その瞬間とは、そう、乾杯のシーンである。これを番組で最後に使おうと思っていたのである。乾杯の発声は、大間さんのご指名でちっこいまりさん。『A.B.C.のますますの活躍に乾杯!』という短い発声だったが、それがまりちゃんらしかった。乾杯!とみんなでグラスを合わせた後に拍手がパチパチ・・・。その瞬間を録ってめでたく牛嶋の収録は終了である。あとは仁さん、松尾さん、大間さんたちと楽しい一時を過ごした。打ち上げは深夜2時にまで及んだ。
打ち上げの様子です | MO:GLAのみなさんも参加 |
A.B.C.山陽ツアー2002はこの日を持って終了。明日は岡山を離れるとの事で、A.B.C.のみなさんとはこのMO:GLAでお別れ。牛嶋も明日は通常の仕事である。なんか現実に戻されるようでやっぱり寂しかったが、また会えるさと自分を慰めた。とにかく、最高の人たちと最高のモノが出来た喜びと満足感でいっぱいで、つくづく自分は幸せものだと思った。間違いなく、今回の出来事は一生忘れる事がないだろう。
最後にステージ上で集合写真 みなさん、おつかれさまでした そして、ありがとうございました。 |
2002年11月19日(火) ありがとう
翌日、取材に向かう車の中で大間さんから電話をもらった。『ウッシー、ありがとう。これから帰るね』と、最後の最後まで大間さんの心遣いには頭が下がった。続いて仁さんが『ウッシー、後で電話するね。それが俺の携帯番号だからね』と優しい一言。松尾さんからは『今度、CD送りますんで、もし良かったらかけてやって下さい』と控えめな言葉。もうそろそろ岡山を離れる頃だろうなぁ~と思っていた矢先に3人と電話で話せるとは・・・。嬉しくて嬉しくてたまらなかった。清水 仁さん、松尾一彦さん、大間ジローさん、本当にありがとうございました。
最後に・・・
大間さん、松尾さんと同じ秋田県出身 → オフコースファン → 友達とオフコースをコピー → 日本武道館、東京ドームでオフコースのライヴ鑑賞 → 放送局に就職 → 名古屋を経て岡山へ → ちっこいまりさんが津山にいた → 岡山でライヴが決まった → FM秋田に知り合いがいた → 知り合いからの紹介で大間さんから電話を頂いた → A.B.C.のみなさんに会えた・・・。全ての出来事と出会いの神様に感謝したい。ありがとう。
構成、文章、レイアウト:牛嶋俊明
写真:橋本まりこ(ちっこいまりさん)