1998年9月9日・・・なにやら1通の怪しいダイレクトメールが・・・開けて見るとびっくり!『東京Qチャンネル解散!!』の文字が・・・なに?どうして?と思いながら8つ折にされた新聞らしきモノを広げたら『解散!!』の字の下に『か?!』だって・・・思わず『割さ~ん』と唸ってしまったのは私だけではないだろう。『東京究新聞』と称されたこの新聞は、ファンと我々関係者に一方的に送られてきたものだが、1998年3月をもってFM愛知、FM仙台の番組が終了し、また、しばらくリリースがなかったQチャンの現在の活動を知るための貴重なモノであった。しかし、内容を見てひと安心。文章の1字1句にこだわり、笑わせる事を忘れないサービス精神旺盛の割さんとすどぱぁは、元気に生きておりました。(お笑いタレントじゃないって?)その新聞が下に掲載しているモノだが、見てない人はあまりにも不幸!こんなに新聞を隅から隅まで読んだ事はないっ!と思うほどの出来映えでありました。そして裏面には『最後の?!ラ イヴ開催へ』の見出しが・・・なんでも1998年11月20日に、名古屋のハートランドで行われる事が決まったらしい。これを見に行かずして死ねるか!という心境でその日を待ったのでありました。

小さな字は確認不可能
だが、漫画、広告など
大変こだわっておりました
まるで”東スポ”のように
折り目を広げると
『か』が隠れていた!

割さん、すどぱぁを直撃?

新聞到着以来、『解散ライヴか!』とファン、関係者の間でいろんな噂が駆け巡った中、私は割さん、すどぱぁに真相を直撃すべく、箱根への1泊2日の『バーベキューキャンプ』を企画。しかし、別項(キャンプレポート)や下の写真をご覧頂いても分かるように、殊の外盛り上がり、私は直撃するのをすっかり忘れてしまったのであった。その後、心○写真事件が発生。話題はそれるばかりだった。
この雰囲気じゃあ~ね~ 実は参加したメンバーのみぞ知る?問題の写真?

実は自主制作ライヴ

その後、冷静さを取り戻した私は、再度割さんとすどぱぁを直撃!そうしたらなんと!11月20日のライヴは自主制作ライヴだという事が判明!つまりは、通常、イベンターがライヴハウスを押さえ、楽器や宿泊先&移動などの手配をする事務所、ライヴの宣伝をするレコード会社などのサポートは一切なしで、メンバーの割さん、すどぱぁが全てを仕切るとの事。だから、ライヴタイトルは『自力本願寺』というわけ。逆に今までいかに他人の力ばかり借りていたのかが良く分かったが(笑)この姿勢に私も感動。思えば私はCBC時代に『サンデーショックラジオGAGA』というスタジオライヴ番組を担当。ゲストブッキング、切符の手配、PAとの打ち合わせ、楽器の手配、リハの進行、弁当の発注などなどイベンターのような仕事をしていた私もきっと何か役にたてる!と、『協力させて下さい』と逆にお願いしたのであった。

『打ち上げ・運転・撮影・報道・斡旋』大臣就任!

『協力させて下さい』と言ったにもかかわらず、
今回のプロデューサーである割さんは、私を気遣ってか正式な依頼はなし。
『水臭いなぁ~』と思っていたら、割さんからこんな就任要請書が・・・

<打ち上げ大臣就任要請書>
焚火が恋しくなり始めた今日この頃、
如何がお過ごしでございましょうか?
さて、突然ですが・・・。
貴殿に下記の役職をお引き受け願いたく候。
ほなほな。
役職名:打ち上げ大臣

あははははははははははは・・・と笑っていたら、次なる要請書も・・・

<運転大臣就任要請書>
UPI共同が伝えたところによると、
昨夜おそく、内閣緊急閣僚会議に於て
牛嶋俊明・打ち上げ大臣に、
運転大臣兼任を要請することが、
本人不在のまま、決定された。
 牛嶋氏が、古巣・名古屋に
有権者を多く抱えているうえ、
地理に明るいことから、
今回の要請は
「彼以外に適任者はいない」
(割田とっても大臣)と
断言されるほどの支持を得ている。
 牛嶋氏の今後の発言と動向に、
注目があつまっている。
<東京究新聞>

あらまぁ・・・(笑)
なんて控えめな依頼書なんでしょう?
さらに次なる要請書も・・・

<撮影大臣就任要請書>
じ、実は、本日の『閣僚会議』で牛嶋氏
<撮影大臣>就任が、
内定しておりました・・・・・。いやはや・・・。
つきましては、宜しくお願い致しますっ!
すみません、ホント
なにから、なにまで・・・。

ありゃりゃ・・・これまた忙しいぞ!(笑)
その後の打ち合わせで、私と割さんは前日に車で名古屋入りする事が判明。
じゃあ、『前日に知り合いを集めて食事でもしましょう』と申し入れた所

<斡旋大臣就任承諾書>
なんか、悪いですねぇ。なにから、なにまで。
牛嶋殿に、もうひとつ『役職』を与えてしまってるようですなぁ・・・。
 <役職名:斡旋大臣>

あらま、『斡旋大臣』まで・・・了解しました。(笑)
その後、今回のライヴの模様を、
前回のキャンプレポート同様、『Qチャンライヴレポート』として
HPに掲載したいのですが、よろしいでしょうか?
と、依頼した所

<報道大臣就任承諾書>
ぜひぜひ!願ったり、叶ったり、です!

と、『報道大臣』就任も決まったのでありました。(笑)
その栄光の任務に私も・・・
Qチャンと契りを結ぶべく

<決意書>
(相撲風に土下座して)
謹んでお受けいたします。
打ち上げ・運転・撮影・斡旋・報道大臣の名に恥じぬよう、
泰然自若に、温故知新を守り、才色兼備の如く、
軽挙妄動を慎み、誠心誠意、一蓮托生いたすよう努力いたします。
本日はありがとうございました。

以上の決意書ならぬ血判状?を送り、
『東京Qチャンネル in 自力本願寺』への参加が決まったのでありました。
めでたしめでたしっ。(拍手)


『打ち上げ・運転・撮影・報道・斡旋』大臣の仕事

就任要請を受けて私はさっそく仕事を開始。
まず、『打ち上げ』は名古屋のレコードメーカー御用達で手羽先が美味い『世界のやまちゃん』に・・・サポートメンバーの芝さん、森さんが酒好きという事もあり、飲み放題にしました。
運転』は、オートマチック車かどうか?また引き渡し場所などを割さんに確認。
撮影』は、割さんと打ち合わせ。なんでもデジタルビデオカメラを持ってリハなどを詳細に収録して欲しいとの事。『撮りっぱなしではなく、細かいカットをたくさん』という割さんの要請を受諾。早くもコマ割りを考える。
報道』は、私のデジカメとカメラを使い、ホームページでいかに正確に伝えるか検討。過去に作った『キャンプレポート』を参考に構想を練る。
斡旋』は、ライヴ前日に行く店をリサーチするとともに、メンバーを集めるべくCBCの美人?女子アナなどに声をかける。結局、店はもつ鍋で有名な『鍋屋ポポロ』に・・・こうして順調に進んでいったのでした。
そして、同じ頃、『宿泊大臣』にすどぱぁが・・・『レンタカー大臣』にギターの稲葉さんが就任する事も判明。そして、準備はソフトの部分、リハーサルへと進む。